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発達障がい 療育③ 「マズローの欲求5段階説」 ~ 堺市 放課後等デイサービス みらいキッズ塾

みらいキッズ塾代表の浦井です。

前回の内容を、心理学からさらに理解を深めて行きたいと思います。

以下はアブラハム・マズローという最も有名な心理学者が唱えた理論です。

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 下層は前回の脳の基本構造でお伝えした大脳辺縁系の領域で、中層~上層は大脳領域の欲求です。

マズローの欲求5段階説では人は下位の欲求が満たされて初めて1つ上の欲求を求めようとするという理論です。

生理的欲求が満たされると、次に安全の欲求を求めるようになります。そして、安全の欲求が満たされると親和(所属)の欲求を求めるようになります。

 

極貧の国や、戦争中の国で、その日食べれるかどうか生きることができるかどうかの生活を強いられ生理的欲求が満たされていない子供たちが夢や希望を持ち自己実現を目指すことは大変難しいのです。

少し厳しいことを言いますと、日本でも家庭環境が荒廃していて安全の欲求が満たされていないお子さんが勉強やスポーツで評価されようと頑張ることは現実的には難しい傾向にあるという事です。

発達障がいのお子さまの場合はその特性がゆえに、みんなと同じ程度の努力をしていても「やる気がない」「さぼっている」「ふざけている」「なめている」「わがままだ」というような評価を受けることが多々あります。周囲からの障がいに対する正しい理解がないと学校にも、そして家庭にも居場所がなくなってしまいます。どこにも属することができず、安心できない状態に陥るのです。

何とか安心できるのが自分の部屋の片隅だけ・・・そんなお子さまが日本中にたくさんいます。

そんなお子さまに「目標を持て」「将来のことを考えろ」「勉強しなさい」と言っても・・・・・・可哀そすぎます。

学習支援は大切なことだと思います。絶対に必要です。

しかし、その前に安全的欲求を満たせれるようにしてあげて下さい。そして親和(所属)欲求も満たせるように何かしらの手助けをしてあげて下さい。

 

でも、お子さまの安全的欲求や親和(所属)欲求をかなえてあげようとお母さん一人で頑張らないでください。お母さんが一人で頑張って背負い込んでしまうとお母さんが壊れてしまいます。お子さまにとってはお母さんの存在、お母さんの笑顔は安全的欲求の砦なんです。

現在は多くの使える福祉サービスがあります。相談支援もどんどん使った方がいいと思います。そして私どもの放課後等デイサービスも社会資源のひとつです。

様々な社会資源を使いながらみんなで包括的な支援をしていけることが望ましいです。

 

 

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