発達障がい 療育④ 運動療育の在り方 ~ 堺市 放課後等デイサービス みらいキッズ塾
みらいキッズ塾代表の浦井です。
療育シリーズの第4回目です。
第2~3回にかけて脳の優位性について述べました。
反射中枢 >大脳辺縁系(本能・原始的感情の脳)>大脳(思考・記憶の脳)
今回はこれを踏まえて「正しい順番に身体を動かすと脳が発達する」ことについて説明します。
正直いいまして、私がプロスポーツトレーナーとして活動していた頃に、たくさんのスポーツトレーナーや運動指導員に出会いましたが、このことを知らない(必要性がわかっていない)方がたくさんいました。
これらは運動療育には必要不可欠な知識です!!はっきりいってこのことを知らないで運動療育をしている方は子どもの成長を阻害している場合もあります。
運動療育をする以上は最低限、医療系士業(看護士、理学療法士、柔道整復師)くらいの解剖学、生理学、運動学の知識をもった上で療育スキルを合わせて運動療育を行ってほしいと思います。
さて、本題です。
下位脳である反射系~大脳辺縁系(本能・原始的感情)は身体を動かすことで発達していきます。
反射や本能・原始的感情は感覚器からの情報を受けて反応します
*感覚器・・・目・耳・鼻・舌・皮膚(温痛覚や触覚)、筋肉骨格の受容器など
この感覚器から脳への伝達、脳から身体を動かす筋肉への伝達は身体を動かすことで発達していきます。
しかも、これにも順番があり運動により反射系が発達すると次に、大脳辺縁系(本能・原始的感情)が発達します。
反射中枢にアプローチする運動➡大脳辺縁系にアプローチする運動➡大脳にアプローチする運動
運動療育をする際はこの順番を意識する必要があります。
筋骨格系の感覚受容器にて自分の身体の動き、位置を把握し脳に情報を伝達しています
脳で情報を処理し、脳から筋骨格系へ指令をだし、身体を動かします
ちょっと難しくなりましたが、セミナー等では理論だけではなく具体的な手法をお伝えしております。
また放課後デイでも理論は重視しつつも楽しく身体を動かし学習の基盤を作っています。
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